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エボラウィルスが日本国内に流入する可能性とリスク

エボラウィルスの国内流入の可能性は?


エボラ出血熱の流行地域はアフリカに限定されており、患者に直接接触しなければ感染しないため、日本で流行する可能性は極めて低いと考えられています。

現在、日本国内の検疫所のホームページや空港などのポスターを通じて、流行地域への渡航や流行地域からの帰国に対する注意喚起が行われているだけでなく、外務省から、ギニア・シエラリオネ・リベリアの3国に関する感染症危険情報が告知されています。
また、国際協力機構(JICA)は、現地に派遣している日本人を国外に退避させています。

仮にエボラウィルスへの感染が疑われる人がいた場合は、国立感染症研究所で検査を行う体制も整えられています。
ちなみに、エボラ出血熱は一類感染症に指定されているため、エボラウィルス感染が明らかになれば、感染症指定医療機関で公費による適切な医療が受けられます。

日本などの先進諸国では、メディアが発達しており、国民はTVや新聞、インターネットなどでいつでも正しい情報を得ることができます。
従って、正確な情報を知ることにより、エボラウィルス感染のリスクを防ぎ、間違った思い込みや得体の知れない不安を避けることも可能になります。

例えば、エボラウィルスは潜伏期間中は感染能力はなく、空気感染もしないため、発病した患者と接触しない限り感染することはありません。

また、日本国内にはまだ感染者が確認されていないわけですから、日常生活の中で感染する心配は皆無です。


以上を総合すると、万が一、日本にウイルスが持ち込まれることがあったとしても、流行する可能性はほとんどないと考えられます。

現在、日本やアメリカの研究機関で、エボラ出血熱の治療薬やワクチンの研究開発が急ピッチで進められており、その成果に大きな期待が寄せられています。
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